事業・商品の特徴

エネルギー、ロケット分野へ。物質をろ過する重要なパーツを担う。

当社は戦後間もない時期に、造船需要に合わせてバルブの製造からスタート。このとき技術提携した三菱重工業株式会社との付き合いが、日本の産業の重要テーマである、エネルギー分野への進出という大きな影響を与えました。取引のあった重工業メーカーから、プラントで使用される「ストレーナ」の製造を受託し、さらに事業を拡大。「ストレーナ」とは、配管内に流れる水、油、ガスなどをろ過する役目があり、発電所などのエネルギー施設には欠かせないパーツ。宇宙開発分野ではロケットにも使用されています。さらに新しい分野への取組みも始めており、現在力を入れているのが、原子力発電所で発生する使用済み核燃料の処理に必要な製品開発です。

やりがいを感じる仕事

日々の生活を支え、社会に貢献できるやりがいを感じられる仕事

様々な流体をろ過する「ストレーナ」や流体の通り道である流路を開閉する「バルブ」の製造を行っていますが、それだけではありません。
近年では創業後70年を超える技術力を活かし、研究開発への取り組みにも力を入れています。国家課題である東京電力福島第一発電所の廃炉に向けた製品開発や原子力発電所の燃料再処理に関わるフィルター開発を行っています。
更には機器単品製造にとどまらず、工場ユニット化による装置品の製造などに取組んでいます。
社会インフラ設備で使用される製品を中心としている為、日々の生活を支え、社会に貢献できるやりがいを感じられる仕事です。

技術力・開発力

「原子力」分野で国家レベルで取り組む事業にも一役かっています。

現在原発廃炉問題には特に注力しています。自社の研究開発課において減容フィルタの開発が進行中。使用済み核燃料の処理に必要な製品開発を行っています。将来的に需要は高まるものの、大量廃棄の問題も抱えるため、より集塵性や圧縮性に優れた製品を実用化に向けて開発中。オンリーワンを目指し、当社はあえて難しい分野にチャレンジしました。ミスが許されない厳しいモノづくりであることは間違いありません。しかし、長年積み重ねてきた技術力と、独自に建設した研究棟、高い品質保証体制がこれらの難しい製品開発を支えています。国家レベルの事業に貢献できることは、私たちのやりがいと誇りです。

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