当社は戦後間もない時期に、造船需要に合わせてバルブの製造からスタート。このとき技術提携した三菱重工業株式会社との付き合いが、日本の産業の重要テーマである、エネルギー分野への進出という大きな影響を与えました。取引のあった重工業メーカーから、プラントで使用される「ストレーナ」の製造を受託し、さらに事業を拡大。「ストレーナ」とは、配管内に流れる水、油、ガスなどをろ過する役目があり、発電所などのエネルギー施設には欠かせないパーツ。宇宙開発分野ではロケットにも使用されています。さらに新しい分野への取組みも始めており、現在力を入れているのが、原子力発電所で発生する使用済み核燃料の処理に必要な製品開発です。