鈴木亮

高校の時に取得した溶接の資格を活かせる仕事がしたかったからです。高校の一つ上の先輩が先に入社してお勧めされたのも大きな理由です。

入社してすぐに、野球をやっていたこともあり、野球部のある本社へ配属されたのですが、やはり本格的に溶接がしたかったので、2か月ほど経ったときに、直訴して信州に配属してもらいました(笑)

東日本大震災直前に決まっていた原子力発電所の製品です。震災後に凍結してしまいましたが、それから6年後の2017年に正式に再開することになりました。
凍結してから、かなりの年月が経っており、準備も一から必要で大変でしたし、納期的にも非常に厳しい仕事でした。
5メートルもある製品を440台！
それぞれ1台ずつに機器番号を塗装するうえで、当初カッティングシートを製作し塗装する計画でしたが、非常に時間も手間もかかるので、何か効率よく作業できる方法はないかと模索し、テンプレートを使って塗装する方法を提案しました。
結果、その案が採用され飛躍的に作業効率が上がり、無事にすべて納期までに完成しました。
試作の段階からかなり時間をかけていましたし思い入れがあったので、嬉しかったですね。
そのことで、会社の創業祭で表彰されたのは良い思い出です。